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5A05 vs 5A06 アルミニウム棒:耐食性が必要な用途に最適なものを選択

Feb 25, 2026

腐食が発生しやすく、中程度の負荷がかかる用途(例:船舶用金具や化学装置)におけるアルミニウム棒の選定において、多くの購入担当者は類似したAl-Mg系合金の間で迷うことがあります。5A05および5A06アルミニウム棒は、5xxx系に属する高性能合金であり、しばしば比較対象となりますが、それぞれが特定の用途に最適化された独自の優れた特性を備えています。汎用的な紹介ではなく、本稿では混乱を解消し、両者の主要な違いを明確に示した上で、お客様のプロジェクトに最も適した製品を選定するための明確なサポートを提供します。

    

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共通の核となる特長:過酷な環境下でも信頼性の高い耐食性

5A05および5A06は、いずれも耐食性を主な利点として設計されたAl-Mg合金です。これらの合金は緻密な表面酸化皮膜を形成し、海水、塩水噴霧、および弱い化学薬品媒体において優れた耐食性を発揮します。そのため、屋外、海洋、および化学分野の用途に最適です。両者とも複雑な熱処理を必要とせず(熱処理非対応であり、冷間加工によって強度が向上)、良好な加工性を有しており、過度な脆さを生じることなく切削、曲げ、溶接が可能です。密度は約2.65–2.70 g/cm³であり、機器の軽量化設計にも貢献します。

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主な相違点:強度および適用シーンにおける適合性による差異

重要な違いはマグネシウム含有量と強度にあります。5A05(Mg:3.1–3.9%)は「汎用性が高く、加工しやすい」合金であり、引張強さはH112材質で180–250 MPa、優れた延性を有しており、軽量マリン用ファスナーおよび建築用手すりなど、成形性の柔軟性が求められる部品に最適です。一方、5A06(Mg:5.8–6.8%)は「高強度重視」の合金で、H112材質における引張強さは290–360 MPaと5A05より高く、応力腐食割れ抵抗性も優れています。そのため、オフショア用ブラケットや化学プラント配管接続部品など、中程度の荷重がかかる部品に適しています。

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状況別ガイド:どちらを選べばよいですか?

推測する必要はありません。プロジェクトに応じて、それぞれの特性を活かした材料選定を行いましょう。5A05は、軽荷重・高成形性が求められる用途に優れており、建築用手すり、軽量海洋機器部品、小型化学容器、ハードウェア部品などに適しています。一方、5A06は、中荷重・高耐食性が求められる用途に優れており、海上プラットフォーム接合部品、重量級海洋用ファスナー、化学配管用バルブ、低温設備部品(-40℃でも靭性を維持)などに適しています。両合金とも、GB/T 3196およびASTM B211規格に準拠しており、品質の一貫性が保証されています。

                        

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供給およびカスタム対応:両合金に対応

当社では、5A05および5A06アルミニウム棒材を全仕様で在庫しております。直径5~300mm、長さ最大6m、熱処理状態はO/H112/H32から選択可能です。すべてのロットは、厳格な耐食性試験および機械的性能試験に加え、超音波探傷検査を実施しています。付加価値サービスとして、高精度切断(公差±0.05mm)、陽極酸化処理/パッシベーション処理、およびサイズのカスタマイズ対応も提供しています。標準注文の場合、出荷は3~5営業日以内です。また、両者の選定に際しては、専門スタッフがご支援いたします。

     

柔軟性(5A05)が必要な場合でも、強度(5A06)が求められる場合でも、どちらの合金も信頼性の高い耐食性を発揮します。ご希望の合金の無料サンプルについてはお気軽にお問い合わせください。お客様の特定のプロジェクト要件に最適なアルミニウム棒材をご提案いたします。

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